「無申告のハンドキャリー輸出」から「正規輸出」へ。

~海外販路拡大に成功した中小企業の事例~

多くの企業が海外市場に可能性を感じながらも、輸出の手続きや規制への不安から、本格的な展開に踏み切れないでいます。今回は、そんな状況から一歩を踏み出し、正規の輸出ビジネスを確立された企業様の事例をご紹介します。

「とりあえずハンドキャリーで持っていく」という選択

A社は、優れた製品を持ちながら、輸出手続きの複雑さに不安を感じていました。
そこで選んだのが、海外出張時にハンドキャリーとして製品を持ち込む方法でした。

しかし、この方法には大きな制限がありました:

  • 出張のタイミングでしか輸出できない
  • 持ち込める量に限界がある
  • 販路拡大の機会を逃している

さらに、「この方法で本当に大丈夫なのか?」という不安も常にありました。

転機:正規輸出への挑戦

当社へのご相談の際、A社の社長様は
「輸出の可能性は感じているが、手続きが分からず躊躇している」とお話しされました。

そこで私たちが提案したのは、「小さな成功体験から始める」という方法です。
たまたま予定されていた海外出張を利用して、正規の輸出手続きを実践することにしました。

実践のプロセス

  • 税関での輸出申告
  • 成田空港の税関で正式な手続きを実施
  • 必要書類の作成指導
  • 申告のサポート
  • 現地での輸入手続き
  • 輸入国での正式な申告手続き
  • 必要な費用の確認と納付

得られた成果

この経験を通じて、A社は以下のような成果を得ることができました:

  • 輸出量の拡大
  • 宅配便での輸送が可能に
  • 出張に縛られない定期的な輸出
  • 販売機会の大幅な増加
  • 企業価値の向上
  • 税関での正式な記録
  • 輸出企業としての信用力アップ
  • 将来の取引拡大への基盤構築
  • 安心感の獲得
  • 法的リスクの解消
  • 正規ルートでの輸出確立
  • 継続的なビジネスの実現

専門家からのアドバイス

税関のOBの方からも「これは正しいアプローチ」とのコメントをいただきました。
なぜなら、当局への相談・報告の記録が、企業の信用構築に直結するからです。

逆に、こっそりと不適切な方法で輸出を続けることは、
発覚時のリスクだけでなく、事業拡大の機会も失うことになります。

教訓:最初の一歩が重要

確かに、輸出の手続きは面倒に見えます。
しかし、この事例が示すように、適切なサポートがあれば、
決して越えられない壁ではありません。

むしろ、正しい手続きを踏むことで:

  • 輸出量を増やせる
  • 取引先からの信頼を得られる
  • 事業拡大の可能性が広がる

という大きなメリットがあります。

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